
誰もが知る「人狼ゲーム」。もしも現実に起こったら、悪夢となる―。
この館で起こるゲームは、すべて現実。吊っても噛んでも、実際に人が死ぬ。狂った人狼ゲームで勝つのは村側か、はたまた人狼側か。
※実際の人狼ゲームのルールに則っています。

―これは、捨て駒である王女の悲しみと、二つの国の戦いのお話。
西の大国・アレス王国と長年敵対してきた東の蛮国アル・シャンマール。彼らは若き王・ザイドの主導により、アレス王国の捨て駒同然である第十三王女・シエナを捕らえる。一方、彼女の奪還を悲願する護衛騎士リュシアンは、アレス王国に援軍を頼んでいた。王立騎士団長率いるアレスの部隊は、アル・シャンマールの砦へ奇襲を仕掛けることになるが……。

―これは、騎士たることを捨てた男と、敵への想いに揺れる王女のお話。
西の大国・アレス王国と長年敵対してきた東の蛮国、アル・シャンマール。彼らは、若き王・ザイドの主導により、アレス王国の捨て駒同然である第十三王女・シエナを捕らえる。初めこそ、蛮族に嫌悪感を丸出しにしたシエナだったが、少しずつ自国の歪んだ思想に気付き、ひそかにザイドへ心を開くようになる。そんなザイドは彼女の想いには気づかぬまま、シエナを王妃に迎えることを決意する。一方、シエナの奪還を悲願する護衛騎士リュシアンは、盟友とも言えるセシルの助言もあり、今までの在り方や騎士道を捨てて敵陣へ乗り込もうとしていた……。

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この村には鬼がいる―。
15歳の少年・紅(こう)は、幼い頃に村の祭り「五行祭(ごぎょうまつり)」で祭器(さいき)を手にして以来、自分の中にもう一人の意識があることを自覚していた。時折その意識に支配される紅は、知り合いの医師に祭りとの関連性を訴えるも、気の所為だと片付けられる。納得のいかない紅は、五行祭の秘密を探るうちに、やがて鬼にまつわる村の秘密に迫ることになる……。